2008年05月06日

 Beijing Olympic Qualification Tournament Vol.9

 北京五輪・世界最終予選の詳細について。
 4月29日付で国際ハンドボール連盟(以下IHF)からの公式文書は出て
いたものの、グループVの開催地であるクロアチア・ザダルのアリーナは
まだ完成していないという情報を現地にいる友人から得ていました。
 実は、2月14日に行われたチャンピオンズリーグの試合を見に行った折、
別の知人(関係者)からザダルのアリーナについて詳しく聞いていました。
 このアリーナは来年2009年に開催されるハンドボール男子世界選手権
クロアチア大会に向けて建設が行われていたものです。
 欧州選手権より前は、デンマークがランク3でグループUに属しており、
ランク4でグループVの予定開催地となっていたのはフランスです。しかし
1月の欧州選手権にてデンマークが優勝し五輪出場権を得たことで、五輪
最終予選のグループ分けに関わる世界選手権のランクに繰り上がりが生じ
ました。フランスがグループUのランク3として開催地になり、クロアチアは
同グループ内ですがランク4となり開催地に決定しました。開催地は上位
ランキングの国に与えられる優位性(ホームコート・アドバンテージ)と言え
ます。もちろん主催はIHFではありますが、移動もしくは移動に生じる時差
の心配もなく、多くのサポーターが足を運ぶことのできる本国開催の優位
は、非常に大きなものです。
 以上のことを受け、ザダルでは最終予選が新しいアリーナのこけらおとし
となるべく準備が進められることになりました。実際のところは欧州選手権
の結果が出る前から、グループVの開催地となる可能性はクロアチア内
でも考慮されていて、そうなった場合はザダルが第1候補地と決まっては
いたようです。欧州選手権決勝で、デンマークとの敗戦直後に話したケタ
(クロアチアのセカンド・コーチ)が私に耳打ちしたのは彼はそういった内容
を当然のことながら知っていたからでした。
 先に記した知人と私が話した2月の段階では、知人はアリーナの完成の
めどを立てることができないといった微妙な状況だったようです。そのため、
IHFが開催詳細の最終的な公式文書を出す頃(約一ヶ月前)までに予選に
間に合うという確信が得られない場合はザグレブ開催に変更するつもりだ、
と言っていました。
 昨日知人と話したところ、「新しいアリーナは15日に完成予定で、会場は
間違いなくザダルだよ」という確認が取れましたので、こちらに記します。
  

<グループT>開催地:ポーランド・ヴロツワフ
  - 世界選手権ランク2:ポーランド
  - 世界選手権ランク7:アイスランド 
  - 欧州選手権2位:スウェーデン
  - パンアメリカ大陸予選2位:アルゼンチン

<グループU>開催地:フランス・パリ
  - 世界選手権ランク3:フランス
  - 世界選手権ランク6:スペイン
  - アフリカ大陸予選2位:チュニジア

  - 世界選手権最上位大陸の特別枠(ヨーロッパ):ノルウェー

<グループV> 開催地:クロアチア・ザダル
  - 世界選手権ランク4:クロアチア
  - 世界選手権ランク5:ロシア
  - アジア大陸予選2位:日本

  - 世界選手権で最上位2位大陸の特別枠(アフリカ):アルジェリア
posted by yuki at 00:52| World Championship & Olympic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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