2008年02月22日

 Real Power

 イランのイスファハンで開催のアジア選手権男子ハンドボール、日本
チームは予選ラウンドの試合を終えました。大会は決勝トーナメント、
順位決定戦とまだ続いていますが、予選ラウンドの結果、日本は決勝
トーナメントへ進出はならず、世界選手権の出場権を得る条件はこの
大会の3位以内の入賞のみですから、来年の世界選手権へ参加する
ことはできません。

 日本はカタールに対し32-31で破れましたが、たとえカタールに勝利
していたとしても、サウジアラビアがグループB・最下位のUAEと最後の
試合を残していたことから、得失点差で日本がサウジアラビアを上回る
ことはなかったかもしれません。つまり同勝同敗同分でサウジアラビア
と並んだとしても、得失点差で3位になっていた可能性があるということ
です。

 カタール戦の前に話しを戻すと、日本は得失点差でサウジアラビアに
7点勝っていました。

 サウジアラビア対UAEの得点差 < 日本対カタール得点差+7
 (いずれもサウジアラビア、日本が勝った場合の得点差)

であれば、日本が2位になっていたということになります。
 この時点で日本が決勝トーナメントに進むのは難しいと、私自身は
感じていました。そして、また色々な憶測が流れるのだろう、と。

 カタールが勝った場合は、中東の笛が吹かれたのではないだろうか

 UAEが信じられないくらいの点差でサウジアラビアに負け、サウジの
2位が決まったら、試合が操作されていたのではないだろうか・・・

 UAEがとにかく全力で戦って、サウジに大差で負けたとしても、日本
を応援する(今までを知る)人には、その試合が日本との得失点差の
ために操作されたものではないかという考えがよぎるかもしれません。

 私は試合の全てをこの目で見ていない以上、たとえイランに出向いた
人の目に映った情報がこの耳に入ってきたとしても、心から信頼する人
の言葉でない限り、耳を傾けることはないでしょう。
 
 ただ少なくとも、今大会はIHFの管轄で行われた。それは事実ですし
日本が同点で終えた、僅差で負けた、それも結果です。

 私が直感的に感じていることはひとつだけ・・・

 「この大会で日本には『本当の強さ』が足りなかった」



 先日ジョンバと久しぶりに話しをしました。
 ジョンバは05/06のシーズンにシウダー・レアルに所属していて、
欧州チャンピオンズリーグで優勝しました。彼はそのときのことを

 「本当に大変だったんだ・・・」

と頭を左右に振りながら、答えました。彼と私はその前に、中東の笛
について話しをしていたところでした(このことについては、別の機会
に詳しく記そうと思います)。

 「本当に強くなくちゃいけない。本当の強さを持ってないとね」 

 チャンピオンズリーグのことを振り返りながら、対戦した相手チーム
との出来事のいくつかを私に話してくれました。それらは、どこの世界
にもあるだろう、勝負にこだわる故の「計算高さ」であったり「腹黒さ」。
ホームコート・アドバンテージと表現するにはその範疇を超えている
ようなそれらの出来事を、私は肯定することはできません。
 けれども、それらの状況をものともしない・・・彼の言う「本当の強さ」。
それは勝つために絶対に必要なものなのだと思います。

 ジョンバの言葉には、重みがあります。
 国でもクラブでも、世界一を競うところで戦い抜いている人だから・・・
 
 彼の別れ際の言葉です。

 「5月にクロアチアで。楽しみにしてるよ」

 世界最終予選には、圧倒的な強さを備えて、クロアチアとの試合に
臨んで欲しい。そうでなければ、彼らに勝つ余地はないでしょう。
posted by yuki at 19:08 | TrackBack(0) | Let's speak up! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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