2006年06月08日

 新緑の頃・続き 2

 (5月21日・昨日遅く、祖母の見送りから帰宅)

 渡蘭前、挨拶に行った時、祖母は「帰ってくるのを、元気に待ってなくちゃね」と笑って言っていた。当時から入院してはいたものの健康状態は良かった。オランダにいる間、絶えず祖母の様子を聞いていたが、3月末、そう、帰国寸前まで元気だったのだ。「もうすぐ帰ってくるね、会えるね」と言っていると聞いていた。

 帰国して間もなく母の手術があり、帰国後の忙しさと遠方であることからゴールデンウィークに訪問することを決めていた。が、訪問前に体調が急に悪くなってきたことを知らされた。

 5月3日、私が病院を訪れたとき、祖母は酸素吸入器をしていた。今日からつけていること、いつ何が起こるかわからないこと、を聞かされる。
 けれど、握った手には力があったし、私が「おばあちゃん、戻ってきたよ、オランダから帰ったよ」と言うと、「ゆきちゃん、いてるの?」と途切れ途切れだけれど、何回も繰り返して言った。私は「うん、もどったよー。オランダいいところだったよー」と答えた。祖母は吸入器を取って話したそうにするので、語りかけることがいいことなのかわからず私は混乱する。しばらく手を握って、眠りに落ちたように思われた頃、「またくるからね」、そう言って病院を後にした。

 その後数日間、帰国後の訪問のために愛知に行かなくてはならなかった。5日は家族と別行動、私は一人になる時間が欲しかった・・・。
posted by yuki at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | My Personal Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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